3回目の大曲花火大会へ行ってきました!花火大会の様子から座席表・値段、アクセス方法等をまとめてご紹介します!
事前にチェックしておけば当日快適に過ごせること間違いナシ!
【完全ガイド】
秋田・大曲花火大会
大曲の花火とは1910年(明治43年)から始まった100年以上の歴史ある花火大会!
秋田県大仙市大曲地区の雄物川(おものがわ)を会場に毎年8月最終週の土曜日に開催されます。
大曲花火大会は『日本三大花火大会』『日本三大競技花火大会』どちらにも認定されている日本でも1・2位を争う花火大会です!
死ぬまでに1度は見たい大規模の花火大会です!
来場者数・混雑
大曲の花火大会の来場者数は約75万人で日本の花火大会の中では8~9番目の来場者数!
当日はかなり混雑するのですが、会場の雄物川付近の道が広いことと、しっかりとした運営・警備があるので、都内や東京近郊の花火大会と比べると比較的過ごしやすく感じます。
会場マップ
こちらが大曲花火大会会場マップです。
大曲花火大会観覧席は全席有料でこのマップエリアには観覧席券を持っている人しか入ることができません。
席を予約すると1週間前くらいに人数分の観覧席券とパンフレットが自宅に送られてきます。
今回私はA席を予約したので席の様子をご紹介します!
※2023年はレジャーシート席に変更になっています
観覧席A席
こちらが今回予約していたA席6ブロックからの眺めです。※現レジャーシート席
雄物川が目の前にあり対岸部分で花火が打ち上げられる為、基本的にこの会場内であればどの席からでも眺めは良いといえます。
この1マス分は1.8m×1.8mの正方形で畳で言うと2畳分くらいの広さです
露店エリア
大曲花火大会会場には左右の端に露店エリアがあります。
マップ上で見るとかなり小さそうにも見えますが、この露店エリアも十分に広くて露店もかなり多くありました!
明るいうちは長く並ばずに買えるのですが、17時以降は急にどこも混み始めるので注意!
秋田名物『ババヘラアイス』もある!
秋田と言えばババヘラアイス!
秋田と言えばババヘラアイス! 会場に着くまでの路上でもババヘラアイスはチラホラ見かけましたがちゃんと会場にもババヘラアイスが売っていましたよ!
スッキリとした甘さでサクサクとしたシャーベット状のアイス!クセになる美味しさ!
トイレについて
大曲花火大会会場には各ブロックの座席後方にトイレがズラリと設置されています!
花火中は比較的空いていて並ばずに使用することができますが、花火前やフィナーレ前、花火後は特に込み合うのでそのタイミングは避けた方が良いかもしれません。
トイレに紙はついていないので注意!
トイレには紙が無いので、トイレ用のポケットティッシュを持っていく必要があります!
またトイレ内には懐中電灯が備え付けてありますがそれでも暗いので、予備の懐中電灯かもしくは携帯のライトがあると◎
大曲花火大会プログラム
大曲花火大会は午後17時半頃から21時半頃までの約4時間、『昼花火の部』『夜花火の部』『提供花火』に分かれて打ち上げが行われます!
2023年プログラムはこんな感じ▼
昼花火の様子
あまり素敵に撮れなかったのですが…昼花火では色の付いた煙のような花火が打ち上げられます!
夜花火・10号玉
夜花火では各団体が巨大で見ごたえのある『10号玉』を打ち上げ、その後に音楽と共に花火を打ち上げる『造花花火』を行います
10号玉はアッと驚くような造形や様々な光り方をする花火で見応えがあります!
夜花火・創造花火
創造花火は約2分間の音楽とその音楽のテーマに沿った花火が打ち上げられます。これが素敵で大好き!
写真だとちょっと伝わり辛いので動画でご覧下さい▼
大会提供花火
『提供花火』とは大手企業がスポンサーにつく大迫力の花火です!
提供花火のタイミングはプログラムにも書かれていないのでいつ提供花火が始まるかは当日にならないとわかりません。
提供花火の放送が始まると客席が沸き上がるほど全ての人が楽しみにしている花火です!
本当に素晴らしかった提供花火動画を2本載せたいと思います。
JA全農あきた・みちのくコカ・コーラボトリング株式会社提供
株式会社秋田魁新報社・NTT東日本秋田支店・株式会社秋田NTTドコモ提供
花火師へお別れの挨拶
長く素晴らしかった花火大会が終わると会場の人達がサイリウムを照らし、川の対岸にいる花火師たちにサヨナラを伝えます
そして花火師たちは赤い光でサヨナラをしてくれ…これがまた感動するんですよね!!
大曲の花火大会は最後にこれをするので温かくて素敵!
大会花火・結果発表
冒頭にも書いた通り『大曲花火大会』は花火の競技大会なので、花火が終わると審査結果が出ます!
もし行かれた方はコチラ▼でチェックできるので是非結果も見てみてはいかが!
★全国花火競技大会 歴代成績一覧
アクセス・行き方
会場の場所やアクセス方法等をザックリまとめました!
公式ページにも載っているのですが、分かりやすかったものを抜粋しますのでご参考にどうぞ!
電車でのアクセス・マップ
大曲花火大会の最寄り駅は『大曲駅』です!
新幹線も停車する駅になっていて新幹線で来ることも可能◎ 花火大会当日には普通電車の本数も増え、終電時間も普段より遅い時間まで運行します
遠方から来る方は電車でアクセスするのもオススメです!
大曲花火大会観覧会場への道順・周辺マップ
大曲駅から会場の雄物川へは徒歩で約20分です
少し距離がありますが当日は道路が封鎖されてバス等も通れない為、徒歩で行くことになります
当日は上記マップに記載しているような『アップルロード』や『バナナロード』等、分かりやすいように看板が掲げられるのでそれを目印に進んでください!
Google Map 全国花火競技大会会場
〒014-0057 秋田県大仙市大曲花火大橋下流河川敷
宿をとる際のオススメは?
もし当日はホテルや宿をとる場合のオススメは行きも帰りも便利な大曲駅周辺!ですが…
大曲で宿が取れない場合は下記の駅周辺がオススメです▼
・横手駅…大曲駅より電車で17分 / 320円
・角館駅…大曲駅より電車で20分 / 320円
・秋田駅…大曲駅より電車で48分 / 970円
車でのアクセス・駐車場
花火大会当日は会場周辺は交通規制で車両通行禁止になります!
なので車で来る場合には『交通規制エリア外の駐車場』に車を止めて、会場まで歩く必要があります
2023年の『交通規制エリア』と『駐車場』がコチラ▼
この規制図に載っている駐車場が当日利用できる有料・無料の駐車場です!
大仙市が公表している駐車場リストがコチラなので事前に確認しておきましょう▼
★規制図記載の駐車場一覧
空き情報は公式ツイッターでチェック!
上記駐車場の空き状況は大曲花火大会の公式ツイッターで発信されています
例年の状況を見ると当日10時頃までは駐車場に空きがみられますが、12時頃になるとほぼ100%埋まってしまうようです。
車で来る方は10時くらいまでに来るか、もしくは別の駅付近に停め電車を利用するのがオススメです!
帰りの迂回マップ
花火終了後は各方面への道路で渋滞が発生します!
▼こちらがオススメの迂回路マップで予めチェックしておくと渋滞を避けて帰ることができます!
河川敷テント泊が2019年から禁止に
2018年まではキャンピングカー等で来場し、河川敷でテント泊&花火鑑賞が可能だったのですが、2019年にはゲリラ豪雨が発生したため安全面を考慮してテント泊が禁止になりました
座席値段と予約方法
最後に観覧席の予約方法についてまとめました!
大曲花火大会の座席は全てが有料席になっていて、様々なタイプの席があります!
5~6ブロックが会場の中心で一番花火が良く見えるのでオススメは『プラチナペア席』『テーブル席』!
席ごとに値段が決まっていて、席を予約すると定員分のチケットが送られてきます。
席の形態や値段を考慮しつつ選びましょう!※横向き推奨
席種類 | 定員 | 料金 | 1名当たりの値段 |
---|---|---|---|
プラチナペア席 | 2名 | 50,000円 | ¥25,000 |
デラックステーブル席 | 4名 | 45,000円 | ¥11,250 |
テーブル席 | 4名 | 32,000円 | ¥8,000 |
堤防席BOX席 | 4名 | 26,000円 | ¥6,500 |
レジャーシート席 | 4名 | 11,000円 | ¥2,750 |
ペア席(ベンチ) | 2名 | 12,000円 | ¥6,000 |
イス席 | 2名 | 7,000円 | ¥3,500 |
カメラマン席 A 上段 | 1名 | 20,000円 | ¥20,000 |
カメラマン席 B 中段 | 1名 | 15,000円 | ¥15,000 |
カメラマン席 C 下段 | 1名 | 10,000円 | ¥10,000 |
予約方法
観覧席の予約方法には『インターネット予約』『直接販売』『ツアー予約』の3通りあります。
- 直接販売
→大曲商工会議所直接販売所での先着順販売※現地に行ける方のみ ※整理券が無くなり次第終了 - インターネット予約
→ローソンチケット・イープラスでのチケット販売 - ツアー予約
→東京発バス移動・観覧席付き・ホテル宿泊付きツアー
一番早く販売されるのが毎年6月1周目から6月中旬までの『インターネット一次販売』です!
その次に7月上旬に『大曲商工会議所』の直接販売がありますが、コレは現地での販売になる為、買いに行ける方のみとなってしまいます。
更に上記より余った席を7月中旬より『インターネット2次販売』され、7月末に全ての席の販売が終了となります。
ですがもし上記で買えなかった場合でも、各ツアー会社より『交通バス+席チケット』のツアー予約があるので買い逃した方はそちらもチェックしてみてください!
おすすめツアー
秋田県外に住んでいる人は『交通機関+花火観覧席+宿』のツアーもオススメです!
殆どのツアーが当日午前発のバスツアーで、帰りは宿無しのバス泊か、もしくは宿付きで翌日日中のバス帰宅になります。
花火の席付きだと考えるとかなり良心的な値段◎
当日の持ち物
大曲花火大会を3度行ってみて「これは必須だった!」というものをピックアップしました!
是非参考にしてみてください!
①レジャーシート
『堤防BOX席』『カメラマン席』(レジャーシート席) の方は地面が濡れていたり汚れている可能性があるのでレジャーシートは必須です!
②携帯用クッション
花火大会は4時間と長い為、携帯用のクッションがあるだけでも腰が結構ラクになるのでオススメです◎
③雨具
大曲は雨が降りやすい場所なのだそうで地元の人は必ず雨具を持って行きます!
晴れの予報でもスコールのように強い雨が降ることもあるので、傘よりもレインコートの方がオススメです◎
また河川敷は道がぬかるんでいることも多いので、汚れても良い靴で行くと安心です◎
私も3回中2度降られています!が、不思議とすぐに雨はやむ!
④羽織もの&靴下
8月最終週の秋田は夜だと少し肌寒いです!
長時間外にいることになるので羽織モノを持って行くようにしてください
またサンダルで行ったところ足先も冷えたのでサンダルの場合は靴下を持って行くか、スニーカーで行くのがオススメです◎
⑤ペンライト
河川敷周辺はかなり暗い部分があったり、トイレもかなり暗めなのでペンライトがあると便利です◎
⑥トイレグッズ
トイレに備え付けの紙がないので流せるタイプのポケットティッシュを必ず持参してください!
またトイレ付近に水道等がなくトイレ後に手を洗うことができない為、除菌タイプのウエットティッシュがあると◎
⑦サイリウム
花火師さんとのお別れの時に使います。サイリウムを降って感動や感謝の気持ちを伝えましょう!
地元の人はみんな持って行っているアイテム!
まとめ
以上、大曲の花火大会についてでした!
大曲の花火大会は本当に素晴らしいです!こんなに心に残る花火は無いんじゃないかと思うほど…!!!
これから行かれる方は是非楽しみに!予想以上の感動を味わえますよ!